具体的勉強方法
簡易バージョン:詳しくは当講座で指導します。

技術士試験対策の勉強と作業の違い
「技術士試験のために今月は図書館に通って、50時間以上勉強しました。」「今週は、毎日夜3時間技術士試験の勉強しました。」という方がいます。本当に勉強をしていますか?もしかしたらあなたのやっていることは技術士試験の勉強ではなく、作業ではありませんか? ここで、勉強と作業の簡単な定義を書いておきます。技術士試験の勉強とは、論文作成に必要な知識をインプットし(暗記し)、自分の言葉で何も見ずにアウトプットする(述べる)ことができるようになるための行為。作業とは、必要な知識を本などから収集し、ノートにまとめてインプットまでの準備をすること。この定義でいくとあなたの勉強時間は、ほとんど作業ではないですか?自分の作った「予想問題」に対して、必要な「知識」を集めてノートを作り、そのノートを見ながら論文を作るという行為はすべて作業です。作った論文を何度も読み返し添削を受けて、何度も修正していく。そして、自分の頭にインプットとアウトプットを繰り返すことで自分ものにしていくことが本当の技術士試験の勉強です。技術士試験合格への近道とは、必要な知識を集めるための作業時間をできるだけ少なくして、本当の勉強時間を多く取ることです。

建設一般
技術士試験における建設一般については、ほとんどの参考書や講座が国交白書の通読を勧めています。しかし、私はあえて建設白書の通読は勧めません。なぜなら、情報量が多すぎるからです。建設一般の論文は、国交白書の中身が基礎知識として必要ですが、国交白書全部を理解しておかなくても技術士試験には合格できると思っています。では合格に必要な建設一般知識をどのように集めるかというと、国交省のホームページから概要だけを印刷して通読し我が国のおかれている現況をまず理解します。その他の詳しい内容については、インターネット、業界紙(建設業界、建設コンストラクションなど)、業界新聞(建設工業新聞など)から吸収するのです。

専門
技術士試験における専門については、参考書や過去問題の解答から「専門知識」を収集して、ノートを作ることから始めます。その専門知識を自分の言葉で述べることができれば「応用能力」が付いたと判断します。そして、一番注意しなければいけないことは、一般知識をたくさん述べてはいけないということです。技術士試験では、「一般知識」をたくさん述べても決して合格できません。技術士試験における「一般知識」と「専門知識」との差は、ズバリ具体的かどうかです。実際にあなたがコンクリートを打設するときに作業員にどのような指示を出しますか?もし「コールドジョイントやあばたを作らないように注意して下さい。」という監督員Aと、「○時から1時間当たり○m3ピッチで打設する。全部で○m2、○m3なので作業員○名、左官○名、バイブレータ○本段取りして下さい。」という監督員Bのどちらが専門知識があると思いますか?もちろん監督員Bですよね。技術士試験では具体的数値などが論文に入っていないと説得力に欠けます。

体験論文
技術士試験の体験論文については、自分の経験をしっかりノートにまとめてから書くしかないと思います。平成19年度から、筆記試験に合格した者だけが体験論文を提出し、口頭試験で発表、質問を受けるということになりました。勘ぐれば体験論文は、誰かに作ってもらうことで立派なものができると思いますが、口頭試験で突っ込まれて惨敗という結果になると考えます。平成19年度口頭試験受験者の合格率は、9割以上から約8割に下がりました。やはり、自分で体験したことを何度も修正しながら作り上げることで、弱点や質問を受けそうなところが分かってきます。何より、予想していない質問に対しても自分の経験したことですから、身振り手振りを交えて何とか答えることができると思います。その方が真剣に答えていることが試験官にも伝わると思います。体験論文の完成度が一番大切ですが、その上にプレゼン能力やコミュニケーション能力が問われるのではないかと考えています。多少論文のできが悪くても面接時に試験官に対して、趣旨をちゃんと説明できれば合格できるのではないでしょうか!もちろん当講座では、完成度の高い論文にし、質問想定問題例などの配布や模擬口頭試験では、手の置き方、足の置き方、試験官への目線など細かいアドバイスを行っていきます。

技術士試験の受験勉強を始める前に合格する確率の高い方と低い方がいる
このことを理解できるでしょうか。
まず技術士試験で合格の確率の高い順番で書いていきます。

1.昨年度技術士試験に合格している方
技術士試験に昨年合格している方は、別科目を受験すると合格しやすいですよね。だって建設一般は合格水準に達しているのだから、専門を中心に勉強していけばいいですから。

2.昨年度は技術士試験に不合格だが評価の分かっている人
昨年度は残念ながら技術士試験に不合格だったが、弱点が分かっているので重点的に勉強するところが分かっていると思います。初めて受験する人よりスタートが1年も早いのですから当然有利ですね。

3.今年初めて技術士試験を受験する方
最初からですから経験者より不利であることは否めませんね。

1〜3の順番は、あくまで同じ能力の人が同じ精神の持ち方と勉強時間を確保した場合の合格のしやすさです。
昨年度技術士試験に合格していても、気持ちが合格から離れていては絶対に合格できませんし、初めての受験の方でもあきらめずに継続して勉強を続ければ一発合格できます。

技術士試験における自分の弱点が分かっていてもそれを利用しなければ何の意味もありません。

お問い合わせ